カプコン社長、開発費や人件費の高騰に比べて「ゲーム価格が低すぎる」と主張
気づいていないかもしれませんが、ゲーム ソフトウェア、特に大手出版社の価格が上昇しています。2022 年後半、マイクロソフトは、自社のファーストパーティ Xbox シリーズ X および S ゲームの価格が2023 年に69.99 ドルに上がることを確認しましたが、まさにそれが起こりました。それはソニーのPS5ファーストパーティゲームでも起こったことです。ゲームのプレミアム エディションは、場合によっては 100 ドル以上の価格に達することもあります。
ビデオゲームや PC ゲームは他のホーム エンターテイメントのオプションに比べて依然として非常に高価ですが、ある大手出版幹部は、ゲームの価格はまだ十分に高くないと主張しています。
Eurogamer の報道によると、先週の東京ゲームショウ中に、カプコンの社長兼最高執行責任者である辻本治弘氏が「個人的には、ゲームの価格が低すぎると感じています」とかなり率直に述べたという。
辻本氏はこの意見の理由を次のように述べている。
「今の開発費はファミコン時代の約100倍だが、ソフトの価格はそこまで上がっていない」と説明した。「人材を呼び込むためには賃金を上げる必要もあります。業界全体で賃金が上昇していることを考えると、単価を上げることは健全なビジネスモデルだと思います」と辻本氏は結論づけた。
記事では、カプコンは依然としてAAAタイトルの価格を69.99ドルに値上げしていない数少ない大手ゲーム開発・出版社の1つであると指摘している。『ストリートファイター 6』やカプコンの最新ゲーム『Exoprimal』などのゲームはどちらも今年、Xbox および PlayStation プラットフォーム向けに 59.99 ドルで発売されました。
辻本氏は、MicrosoftのXbox Game Passのようなゲームサブスクリプションサービスの台頭がゲーム開発コストにどのような影響を与える可能性があるかについては言及しなかった。Xbox Game Pass を利用すると、AAA ゲーム 1 つ分の価格よりもはるかに安い月額料金で、カプコンの Exoprimal などの最近のゲームも含め、何百ものゲームのフル バージョンにアクセスできます。
Amazon アソシエイトとして、当社サイトのリンクを通じてご購入いただくと、対象となる購入から収益が得られます。
コメントを残す