マイクロソフト、OneNote for Mac に「AI を利用した音声コマンド」を導入
Microsoft が注目すべき新機能を OneNote に最後に追加したのは、昨年 10 月にさかのぼります。ユーザーが気を散らさずにメモを取るのに役立つように設計されており、Windows に限定されていました。ソフトウェアの巨人は最近、OneNote の別の新機能を発表しましたが、今回は Mac ユーザー向けです。
Microsoft は、OneNote for Mac の「ディクテーション」機能をついに発表しました。「ディクテーション」は、OneNote でのテキストの追加、書式設定、編集、および整理に役立つ「AI を利用した音声コマンド」のサポートをもたらします。簡単に言えば、OneNote Mac クライアントで声を使ってメモを取ることができます。音声コマンド機能は現在 50 を超える言語をサポートしており、その中には中国語 (簡体字)、英語、デンマーク語、フランス語、日本語、スペイン語、スウェーデン語などがあります。サポートされている言語の完全なリストについては、こちらを参照してください。
Mac の多くの OneNote ユーザーは音声コマンド機能を高く評価しますが、Windows ユーザーは昨年からこの機能を使用しています。また、同じ日に OneNote Web クライアントにも到達しました。ただし、それ以来、同様の処理を OneNote for Mac に導入するのに 4 か月以上かかりました。OneNote Mac アプリの「ディクテーション」は現在、バージョン 16.68 (ビルド 22121100) 以降を実行しているベータ チャネル ユーザーが利用できるという事実は注目に値します。
Microsoftは公式ブログ投稿で、「新しい音声コマンドと、他の Office アプリで既に利用可能なコマンドを OneNote に追加する」ことで、「ディクテーション」機能を改善すると約束しました。この改善は、今後数か月以内に実現する可能性があります。現在、OneNote for Mac で試すことができる機能には、「削除」または「元に戻す」と発声して間違いを削除したり、「ディクテーションを一時停止」してディクテーションを中断して停止したりするなどがあります。
ただし、OneNote for Mac の「ディクテーション」には次の既知の問題があります。
- Web 用 OneNote またはプラットフォーム全体の Word で現在使用できるすべての音声コマンドが、OneNote for Mac で使用できるわけではありません (書式設定やリストなど)。ディクテーションツールバーの[ヘルプ] ボタンをクリックして、特定のプラットフォームでサポートされているコマンドを確認します。
- 一部のサポート対象言語はプレビュー言語と見なされ、精度が低下したり、句読点のサポートが制限されたりする場合があります。完全なリストについては、このヘルプ トピックの [詳細情報] > [サポートされている言語 ]セクションを確認してください。
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