セガ、ヒューマンカインドとエンドレスの開発スタジオ、アンプリチュードを売却
アンプリチュード・スタジオがセガから独立
『Endless Legend』や『Humankind』などの高く評価されている4X戦略ゲームで知られるAmplitude Studiosは、スタッフ主導の経営陣による買収を通じて独立し、正式にセガとの関係を断ち切りました。この発表は、セガ・ヨーロッパが発表した財務アップデートの中で行われました。
セガは、「この袂を分かつ決定は、セガ・ヨーロッパとアンプリチュードの間での綿密な協議の結果です」と述べています。スタジオは現在、進行中のプロジェクトに集中し、独自のフランチャイズをさらに開発することを目指しており、一方でセガは日本と西洋の両市場からの多様な知的財産を育成し続けています。
セガの歴史
2016年にセガに買収されたAmplitude Studiosは、過去8年間にわたり、Endless Space 2、Humankind、Endless Dungeon、Dungeon of the Endlessなど、数々のヒットタイトルを制作・発売してきました。Amplitudeは、この移行後の戦略的方向性をまだ明らかにしていませんが、Humankindのアップデートを継続する計画は確認しています。
今後の展望
Amplitude のスタジオ ディレクター、ロマン・ド・ワウベール・ド・ジャンリス氏は、スタジオの将来について楽観的な見方を示しました。「Amplitude は強力で意義のあるフランチャイズに支えられており、チームは可能な限り最高のゲームを制作することに全力を尽くしています。この決定により、当初から抱いていたビジョンを形作り続けながら、より機敏なアプローチをとることができるようになり、限界を押し広げてコミュニティとこれまで以上に緊密に連携できるようになります。」
セガ内の再編動向
Amplitude の独立は、3 月にセガが Relic Entertainment を売却してスタジオの自立を可能にしたのに続くものです。より広い観点から見ると、セガはCreative Assembly のHyenasなどの注目プロジェクトをキャンセルし、さまざまなスタジオで約 240 人のスタッフに影響を与える大規模なレイオフを実施するなど、困難な状況を切り抜けてきました。同社によると、この最新の移行は、ヨーロッパでの再編プロセスの完了を示しています。
コメントを残す