注目:ローマでファンのサインに応じなかったカルロス・アルカラスを「クソ野郎」呼ばわり
カルロス・アルカラスは、ローマで開催中のイタリア・オープンの練習セッション前にサインをする義務を怠ったとして、イタリアのファンから暴言を受けた。
最近マドリード・オープンで優勝したアルカラスは、イタリア・オープンのラウンド64で同じスペイン人のアルベルト・ラモス=ビノラスと対戦する予定だ。
世界ランキング2位の彼は練習セッションに到着したが、自分の愚かさに気づく前に間違ったゲートに進んでしまった。第1ゲートで大勢のファンが待っていたが、スペイン人選手にサインを求めたが、選手は応じなかった。
アルカラスが正しいコートに向かう途中、イタリアのファンはイタリア語で「クソ」を意味する「ペッツォ・ディ・メルダ」と言ってアルカラスを罵倒し続けた。
しかし、カルロス・アルカラスは冷静さを失わず、それを笑い飛ばし、理学療法士のフアンホ・モレノとともに第2ゲートから指定された練習コートまで歩き続けた。
以下のビデオをご覧ください。
Carlos Alcaraz was called a “piece of shit” for not signing some fan’s autographs in Rome.
He laughs it off & keeps moving. No time for drama 😎
— The Tennis Letter (@TheTennisLetter) May 11, 2023
カルロス・アルカラス、ラファエル・ナダルが棄権すれば全仏オープン優勝候補
クレーコートシーズンが激化する中、5月22日にパリで開幕し、メインドローの試合は5月28日に始まる全仏オープンに注目が集まる。
ローランギャロスは常にラファエル・ナダルのお気に入りの狩場だが、元英国系カナダ人テニス選手のグレッグ・ルセツキー氏は、ナダルがメジャー大会を辞退すれば、今回はカルロス・アルカラスが全仏オープンで優勝する可能性があると語った。
ノバク・ジョコビッチとナダルがフィットネス上の問題を抱えている中、元テニス選手であるジョコビッチは、現在世界ランキング2位のナダルが全仏オープン優勝の最有力候補になると信じている。
「今年のローランギャロスに臨むにあたり、常にタイトル獲得の最有力候補であるナダルは、それまで何もプレーしていない。ジョコビッチは怪我をしている。もし彼らの誰かがより健康であれば、3人の選手の誰かが優勝する可能性があるので、これは彼にとって優勝するための最高のチャンスであるはずだ。しかし、現時点では、彼の調子を考えると、彼が優勝候補にならざるを得ない」とマドリード・オープン決勝後にルセツキーは語った。
アルカラスは今シーズンすでに4つのタイトルを獲得している。彼の最初のタイトルはアルゼンチンオープンで獲得され、スペイン人選手は世界ランキング3位のダニール・メドベージェフを破ってインディアンウェルズのトロフィーを獲得した。
彼はまた、バルセロナ・オープンでもセットを落とさずに優勝し、マドリッド・オープンでも全力を尽くして優勝し、今季4度目のタイトルを獲得した。
20歳のカルロス・アルカラスは現在、ATPタイトルを10回獲得している6番目に若い選手となった。
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