Microsoft 365 Insider は Excel Windows アプリでパフォーマンス チェックをプレビューできます
2022 年 9 月に Web エディションに導入された Excel の Windows 版の新機能をテストする最初の機会が、Microsoft によって Microsoft 365 Insider プログラムのメンバーに提供されています。
Microsoft 365 Insider ブログの投稿によると、同社は次のように述べています。
時間が経つにつれて、大きなワークシートに不要な書式設定やメタデータが蓄積され、パフォーマンスが低下することがあります。これは、データが削除されても基礎となる書式設定が削除されていない場合に発生することがあります。Excel では、パフォーマンスの問題を自動的に検出し、対処方法を提案できるようになりました。また、いつでも手動で [パフォーマンスのチェック] コマンドを実行して、パフォーマンスの問題を特定し、対処することもできます。
Excel Windows アプリの最新アップデートには、ブックを開いたときに不要な書式設定のあるセルを自動的にスキャンする機能が含まれています。問題のあるセルが見つかった場合は、最初に「ブックが遅いですか? 」という通知が表示されます。さらに、通知に「パフォーマンスを確認」ボタンが表示されるので、簡単に機能にアクセスできます。
通知を受け取らずにこの機能を使用したい場合は、上部のメニュー リボンの[レビュー]オプションをクリックし、[パフォーマンスを確認] ボタンを選択してアクセスできます。
潜在的な問題をトラブルシューティングするには、アプリ内の [ワークブックのパフォーマンス] ウィンドウにアクセスし、次の 2 つの方法を使用して問題の原因となっているセルを調べます。
- パフォーマンスの問題の原因となっているセルを表示するには、各ワークシートに移動し、[シートの最適化] ボタンを選択します。
- ブック内のすべてのワークシートからパフォーマンスの問題の原因となっているセルを削除するには、[すべて最適化] ボタンを選択します。
Microsoft は、このパフォーマンス最適化機能により、ブックの外観が変化する可能性があることを認識しています。このような場合、視覚要素を手動で調整する必要がある可能性があります。
Microsoft 365 Insider プログラムに登録している場合は、バージョン 2312 (ビルド 17126.20004) 以降の最新バージョンの Excel for Windows にベータ チャネルでアクセスできます。
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