SKハイニックスが処理機能を備えたGDDR6メモリを発表

SKハイニックスが処理機能を備えたGDDR6メモリを発表

GDDR6メモリがピークに達しようとしていると思ったちょうどその時、SKハイニックスは新しいタイプのGDDR6メモリを作成しました。GDDR6-AiM(In-Memory Accelerator)と呼ばれるこのメモリは、処理能力を備えており、一部のワークロードで最大16倍の速度を実現します。

一般に、メモリチップはデータを格納し、CPUとGPUはデータを処理するという標準がありますが、新しいSKHynixメモリはその観点に挑戦します。GDDR6-AiMにより、メモリメーカーは、PiM(インメモリ処理)テクノロジを使用してメモリモジュールに処理機能を追加しました。

当初、この新しいタイプのメモリは、機械学習、ハイパフォーマンスコンピューティング、ビッグデータコンピューティングとストレージなどのサーバーワークロード専用に使用されます。パフォーマンスに関しては、GDDR6-AiMを標準のDRAMの代わりにCPUまたはGPUと組み合わせると、一部のコンピューティングプロセスが最大16倍高速化されます。さらに、1.25Vの動作電圧が低く、メモリとCPU / GPU間のデータ転送が少ないため、GDDR6-AiMは標準のGDDRメモリよりも最大80%少ない電力を消費できます。

今月後半、SKハイニックスはサンフランシスコで開催されるISSCC(国際固体回路会議)でPiMテクノロジーと新しいGDDR6メモリを展示する予定です。同社は、メモリ機能を業界パートナーに提供し、より多くの投資を獲得して、スマートフォンなどの消費者向けデバイスでテクノロジーを利用できるようにしたいと考えています。

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